愛知県/国際展示場コンセッション/前田・GLeventsグループの提案公表

 愛知県は、国際展示場のコンセッション(公共施設等運営権)で、「前田・GL eventsグループ」を契約候補者に決めた。審査では、GL events社の持つグローバルネットワークと前田建設のノウハウが高く評価された。選定結果を発表した大村秀章知事は「世界トップクラスのノウハウを生かし、大いに盛り上げてほしい」と期待を寄せた。
 同グループは代表企業のGL events社と前田建設で構成、KSAインターナショナル(京都市)が協力企業として加わる。
 GL events社は、フランス・リヨンに本社を置き、展示会ビジネスを手掛けるグローバル企業。オリンピックやパリ航空ショーなどに携わっており、この分野での売り上げは世界第4位。
 同グループの提案によると、GL events社の持つ世界最先端のノウハウで企画から主催、運営を一貫して行うほか、世界的な展示会主催事業者とのつながりを生かし、効果的なプロモーション活動を展開していく。
 施設の維持管理では、計画の策定、コストの透明化、情報共有、専門技術者による施設診断などに、国内の空港や道路でもコンセッションを手掛けている前田建設の経験を生かす。
 任意事業では、デジタルアートやプロジェクションマッピング、3次元(3D)プロジェクション技術を導入。ライブなど集客力の高いイベントを計画していくという。
 多様な催しに対応するため、県と官民連携組織も立ち上げる。
 運営期間は15年間。運営権対価提案額は8億8200万円。19年9月の事業開始を目指す。
 国際展示場は、中部国際空港がある常滑市セントレア5で9月から建設が始まっている。S造平屋一部2階建て延べ8万6000平方メートル。展示面積は約6万平方メートル。
 19年8月の完成を予定している。

(日刊建設工業新聞様より引用)