愛知開催へ国内招致委発足/23年技能五輪国際大会/日本のものづくり発信狙う

 2023年技能五輪国際大会の愛知開催を目指す国内招致委員会(委員長・大村秀章愛知県知事)が18日に発足し、東京都内で初会合を開いた。23年大会の開催地が決まる来年8月の大会事務局総会まで、オールジャパン体制で招致活動や開催機運の醸成に注力する方針を確認した。委員として左官技能士の挾土秀平氏や日本経団連の宮永俊一副会長、お笑い芸人の千原ジュニア氏など幅広い分野で活躍中の31人が参加する。
 招致委は厚生労働省と愛知県、中央職業能力開発協会の3者が提唱し、発足した。初会合であいさつした大村委員長は「世界の若者が技を競う大会のすばらしさを多くの国民に知ってもらい、招致を勝ち取りたい」と呼び掛けた。
 応援に駆けつけた加藤勝信厚労相も「愛知は日本の製造業をけん引するものづくり産業の中心地だ。日本の高い技術を世界に発信していきたい」と強調した。
 技能五輪国際大会は、ものづくりの現場などで働く22歳以下の青年技能者が技を競い合う場として、2年ごとに開催されている。17年の大会はアラブ首長国連邦で開かれ、次回以降は19年がロシア、21年が中国に決まっている。日本は過去3回の開催実績(1970年東京、85年大阪、07年静岡)がある。
 厚労省によると、オールジャパン体制で23年大会の愛知誘致を目指す主な理由として、都道府県別で国の技能検定合格者が最も多いことと、自動車に代表される高度なものづくりなどの技を世界に発信する狙いがある。

(日刊建設工業新聞様より引用)