振興基金/キャリアアップシステム相談体制強化/問い合わせ件数増加に対応

 建設業振興基金(振興基金、内田俊一理事長)は、今秋稼働する「建設キャリアアップシステム」に関する相談体制を強化する。3月に開設した「お問い合わせセンター」への相談件数が増加する中、事業者・技能者の登録申請が本格化することからオペレーターを増員。より実務的・具体的な相談にきめ細かく対応し、スムーズな登録申請や早期登録の促進につなげる。
 システムの運営主体となる振興基金は3月1日にセンターを開設し、登録申請の相談などに電話で対応。システムの専用サイトなども紹介している。
 3月に258件(事業者201、技能者3、その他54)だった相談件数は、4月は1701件(1181、313、207)と大幅に増加。事業者だけでなく、技能者からの問い合わせも増えている。相談内容は3月、4月とも「システム概要」が半数以上を占めた。4月上旬、建設業関連190団体に申請書を配布したことなどを受け、「申請内容関連」に関する相談が伸びている。
 振興基金では技能者、事業者とも5月から郵送での登録申請受け付けを開始。16日には事業者21社が東京都港区の振興基金を訪ね、申請書を内田理事長に提出した。申請件数は17日時点で、事業者33件、技能者1022件となっている。
 21日にはホームページから登録申請書を取り寄せできるフォームを開設。28日から申請ガイダンス動画をアップする。近くインターネット申請の受け付けも始める予定だ。6月以降、受け付け窓口を順次開設し窓口申請も開始する。
 今後、登録申請が本格することから、振興基金では「問い合わせが一気に増えるだろう」(建設キャリアアップ事業推進センター)と予想。6月に問い合わせセンターのオペレーターを16人に増員して対応力の強化を図る。相談内容も「代行申請で代行できる範囲とは」など、より実務的な問い合わせが増えていくとみており、回答や対応に万全を期す。センター(電話03・6386・3725)の対応時間は平日の午前9時から午後5時まで。

(日刊建設工業新聞様より引用)