政府/観光ビジョン実現プログラムを決定/今後1年の行動計画示す

 政府の観光立国推進閣僚会議(議長・安倍晋三首相)は12日、ハード・ソフト両面で今後1年程度の行動計画となる「観光ビジョン実現プログラム2018」を決定した。
 今後1年程度で重点的に推進する主要施策のテーマに▽観光資源の魅力を極め「地方創生」の礎に▽観光産業を革新し国際競争力を高めわが国の基幹産業に▽すべての旅行者がストレス無く快適に満喫できる観光に-の3点を設定。
 観光資源の魅力を極める主な新規施策として、有名な公的施設の一般公開をさらに拡充する。今年で明治維新から150年を迎えるのに合わせ、初代首相・伊藤博文ら歴代の首相や政治家の旧邸宅などが並ぶ神奈川県大磯町の一画を「明治記念大磯邸園(仮称)」として整備する。ここ数年間で迎賓館赤坂離宮(東京都港区)や京都迎賓館(京都市上京区)などを一般公開し、観光客の誘致に効果を上げている。
 観光産業を革新する主な新規施策では、宿泊施設の客室や共用部のバリアフリー化を推進し、インバウンド(訪日外国人旅行者)らが安心・安全に過ごせるようにする。
 すべての旅行者がストレスなく観光を満喫できる主な新規施策として、北海道の玄関口となる新千歳空港と札幌を結ぶアクセス鉄道を改善。新千歳空港駅を改修し、利用者向けのサービスを改善する。国土交通省のウェブサイトで提供している「川の防災情報」の英語版も新たに配信する。

(日刊建設工業新聞様より引用)