新三平建設/ミャンマー・ヤンゴンでホテル開業/現法がCM、現地事業拡大の足掛かり

 新三平建設は海外事業を拡大する一環として、ミャンマー最大の都市ヤンゴン市でホテル経営に乗りだした。同社の現地法人・新三平ミャンマーが投資会社からビジネスホテルの経営権を取得。昨夏から行っていた内外装の改修工事が完了し、来月2日にリニューアルオープンさせる。工事のCM(コンストラクションマネジメント)業務を現法が手掛け、施工は現地の建設会社に任せた。ホテルの運営を事業拡大の足掛かりとして、同国でCM業務の受注を目指す。
 同国では法規制により、外国資本企業による土地・建物の取得や建設業への参入が制限される。そこで、同社は以前からつながりのあった現地企業と連携しホテルの経営権を取得。現法がCM業務を通じてホテルの改修に携わり、現地での実績づくりに一歩を踏み出した。
 現法が運営する「YAMA HOTEL&DOMITORY」は、観光名所の寺院・スーレーパゴダから徒歩15分の場所に位置する。日系企業の進出が活発化していることなどを背景に、出張などで来た長期滞在の日本人ビジネスマンをメインターゲットとしている。
 客室はシングルやツインなどの個室タイプのほか、ドミトリータイプも配置した。長期滞在の宿泊者向けに共有のラウンジやキッチンを設ける。リニューアルでは客室18室中10室を改装した。
 同国には縫製業を中心に日系企業約200社が進出し、出張などで訪れる日本人ビジネスマンも多い。ヤンゴン市内には多くの宿泊施設があるものの、「設備や価格帯などで日本人のニーズに合うホテルは少なかった」(新三平建設)という。

(日刊建設工業新聞様より引用)