新菱冷熱工業/中央研究所(茨城県つくば市)を再編/30億円投資、環境技術開発強化

 新菱冷熱工業は20日、茨城県つくば市の中央研究所を「次世代環境技術の研究開発拠点」として2020年をめどに再構築すると発表した。現在、複数の研究施設が並ぶ3万5000平方メートルの敷地内に、延べ床面積5000平方メートルの新研究所を建設するほか、最先端設備を導入していく。プロジェクトは中央研究所開設30周年記念事業の一環。費用は約30億円を見込んでいるという。
 同社は、中央研究所の再構築を機に、基礎研究やフィールド実証研究をさらに強化していくとともに、社会的なニーズが高まっている環境・省エネルギー分野の研究を加速させる。社内外とのコミュニケーションを深める場として有効利用することも目指す。
 設備投資は、新研究所の建設費と既存施設の設備更新に使用。時代を先取りした環境制御技術、省エネルギー技術、デジタルエンジニアリングなどを積極的に取り入れることで、これまでの環境制御技術に加えて、ビッグデータや人工知能(AI)の活用をした先進的な研究開発を行えるようにする。
 同社は、プロジェクトを推進する専門部署「中央研究所イノベーションプロジェクト」を社内に設置。今後の研究開発のビジョンを定め、構想をさらに具体化していくという。
 研究開発拠点の全面的な再構築を通してサステナブル社会へ対応。地球環境保全の取り組みなどをさらに推進していく考えだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)