日建連意見交換会・中国地区/週休2日工事実施率50%超へ/長期保証導入効果検証

 日本建設業連合会(日建連)と国土交通省中国地方整備局など公共発注機関との中国地区の意見交換会が30日、広島市内で開かれた。週休2日の議論が行われ、中国整備局は18年度にWTO政府調達協定を適用する6・8億円以上の一般土木工事で発注者指定方式、これ以外の全工事を受注者希望方式で発注し、週休2日工事実施率で50%(17年度30%)超を目指すとした。
 意見交換会の冒頭、川崎茂信中国整備局長は担い手確保と生産性向上の取り組みが建設業の持続的な成長に不可欠との認識を示した。「今後の社会資本の整備にはこれまで以上に、より耐久性が高く、ライフサイクルコストが最小化するような構造物が求められる」とも指摘し、日建連に意見や回答を求めたいとした。
 中国整備局は国道2号大樋橋西高架工事で、設計段階から施工者が関与するECI方式を採用。同方式の大型工事への導入について質問した。日建連は災害復旧を含め施工者の経験やノウハウが生かせる工事に適用できるとし、同方式を通じて新技術の導入も進むと応じた。
 中国整備局はトンネル覆工コンクリートの長寿命化を図るため、14年度から新設トンネル工事に長期保証型の契約方式を採用し、これまでに27工事で適用。現場環境の変化について尋ね、日建連は「より一層丁寧に施工するという意識改革につながっている」と回答。長期保証制度導入後の効果を「受発注者で検証していきたい」と求めた。
 意見交換会の出席者は次の通り。
 【日本建設業連合会】宮本洋一副会長(土木本部長、鉄道建設本部長、復旧・復興対策特別委員長)▽清水琢三副会長(土木本部副本部長、災害対策委員長)▽竹中康一理事(土木本部副本部長、安全対策本部長)▽小原好一理事(土木本部副本部長、生産性向上推進本部長、会計・税制委員長)▽木村昌司専務理事▽河邊知之理事▽小池剛常務理事▽茅野正恭公共工事委員長▽台和彦公共契約委員長▽佐藤健人公共積算委員長▽山中庸彦インフラ再生委員長▽田中豊建築制度委員会積算部会委員▽菊地眞土木運営会議委員▽池田正人土木運営会議委員▽津久井雄史土木運営会議委員▽森山越郎土木運営会議委員▽金子賜土木運営会議委員▽福留信也中国支部長▽秀高誠中国支部副支部長▽池上隆三中国支部副支部長▽大下哲則中国支部副支部長▽江島明中国支部副支部長▽二階堂禎俊中国支部総務企画委員長▽古川治中国支部土木工事技術委員長
 【国土交通省中国地方整備局】川崎茂信局長▽水谷誠副局長▽名倉祐久総務部長▽吉田敏晴企画部長▽田井中靖久建政部長▽湯浅丈司地域河川調整官▽沢口俊樹道路情報管理官▽鈴木徹港湾空港部長▽板橋薫営繕部長▽浜崎宏幸技術調整管理官▽坂本泰正技術開発調整官▽貞任俊典技術管理課長▽青戸生治河川工事課長▽藤原浩幸道路保全企画官▽山崎彰道路工事課長▽高野明港湾空港部港湾空港企画官▽濱田泰広港湾空港部事業計画官▽中田修営繕品質管理官▽山田晋吾企画部技術管理課課長補佐▽實好徹建政部建設専門官
 【自治体など】草野愼一鳥取県県土整備部次長▽石田弘至島根県土木部次長▽原田一郎岡山県土木部都市局長▽蒲原幹生広島県土木建築局土木整備部長▽北山忍広島県土木建築局技術企画課技術管理担当監▽篠原英道山口県土木建築部審議監▽緒方正則山口県土木建築部技術管理課技術指導班長▽番場伸幸岡山市都市整備局道路部長▽岡崎正明岡山市財政局財務部監理検査課副主査▽笹口良治広島市都市整備局次長▽穴水久雄広島市都市整備局技術管理課課長▽石岡輝久広島高速道路公社理事長▽和田昌也広島高速道路公社理事▽三瀬博敬西日本高速道路中国支社建設・改築事業部長▽正野繁生西日本高速道路中国支社建設・改築事業部技術管理担当課長。
 【オブザーバー】吉岡一郎中国電力電源事業本部部長(水力)。

(日刊建設工業新聞様より引用)