日建連意見交換会・四国地区/週休2日実現へ野心的な目標設定、働きがいも追求

 日本建設業連合会(日建連)と国土交通省四国地方整備局など公共発注機関との四国地区の意見交換会が29日、高松市内で開かれ、週休2日の実現に向けた環境整備を巡って活発に議論した。平井秀輝四国整備局長は週休2日対象の工事に関し、18年度は30%、19年度は50%の割合で実施し、「野心的な目標も考えたい」と意欲を見せた。
 冒頭、平井局長は「短期的に効果のある働きやすさ改革と、長期的な働きがい改革も柱。若い人に建設業に働きがいを感じてもらえる環境整備に地道に取り組む必要がある」と述べた。
 会合で日建連の、山中庸彦インフラ再生委員長は「祝日も閉所するチャレンジングな現場がある」と週休2日に関する自助努力の現状を説明。茅野正恭公共工事委員長は、「工程遅延のリスクがある」と指摘し、工事の条件明示の徹底や工程の共同管理を求めた。
 四国整備局は、発注者指定型の週休2日対象工事で施工班の数や工事工程表を6月から参考資料として開示し、確認業務の負担を軽減する方針を明らかにした。若手技術者の経験、工事成績の評価対象を3件から1件にする措置を試行。情報共有システム(ASP)の機能の拡充に前向きな姿勢も見せた。
 日建連の宮本洋一土木本部長は、「働き方改革は、『明日までにやるんだ』という、やりがいをないがしろにしないことも大事だ」と総括し、働きやすさと働きがいの在り方を追求することの必要性を強調した。
 意見交換会の出席者は次の通り。
 【日本建設業連合会】宮本洋一副会長(土木本部長、鉄道建設本部長、復旧・復興対策特別委員長)▽清水琢三副会長(土木本部副本部長、災害対策委員長)▽竹中康一理事(土木本部副本部長、安全対策本部長)▽小原好一理事(土木本部副本部長、生産性向上推進本部長、会計・税制委員長)▽木村昌司専務理事▽河邊知之理事▽宮本雅文理事▽林康雄理事(鉄道建設本部副本部長、鉄道工事委員長)▽飯塚恒生理事(鉄道安全委員長)▽新井英雄理事(けんせつ小町委員長)▽五百蔵良平理事▽小池剛常務理事▽茅野正恭公共工事委員長▽台和彦公共契約委員長▽佐藤健人公共積算委員長▽山中庸彦インフラ再生委員長▽古家久夫建築制度委員会積算部会委員▽小寺健司土木運営会議委員▽久保田政宏土木運営会議委員▽菊地眞土木運営会議委員▽伊藤淳土木運営会議委員▽竹内孝四国支部長▽吉田英信四国支部副支部長▽清水康次郎四国支部副支部長▽中屋亮四国支部副支部長▽田中顕二四国支部副支部長
 【国土交通省四国地方整備局】平井秀輝局長▽池田直太次長▽永井智哉次長兼総務部長▽野崎智文企画部長▽稲村行彦建政部長▽植松龍二河川部長▽谷村昌史道路部長▽宮島正悟港湾空港部長▽光井裕二営繕部長▽西川実用地部長▽山田敬二技術調整管理官
 【自治体など】高橋陽一水資源機構吉野川本部長▽北川政宏徳島県県土整備部副部長▽新宅幸夫香川県土木部次長▽大谷悟愛媛県土木部土木管理局技術監▽弘嶋浩明高知県土木部土木技術監▽森田大介高松市財政局次長▽竹本勝典西日本高速道路四国支社副支社長▽井ケ瀬良則西日本高速道路四国支社建設事業部長
 【オブザーバー】高瀬直輝JR四国工務部長▽大野裕記四国電力執行役員土木建築部長。

(日刊建設工業新聞様より引用)