日建連/けんせつ小町活躍推進表彰式開く/10者の活動たたえる、受賞者の活動発表も

 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は12日、東京・大手町の経団連会館で「第3回けんせつ小町活躍推進表彰」の表彰式を開いた。女性の活躍を後押しする優れた取り組みや、その活動主体などを表彰しており、最優秀賞に選定した奥村組の「ならら小町」など10者に、則久芳行けんせつ小町委員会委員長(三井住友建設代表取締役会長)が表彰状、記念品を手渡した。
 「けんせつ小町」の愛称で呼んでいる建設業で働く女性や工事チーム、施主と進めた環境整備の取り組みなど、最優秀1件、優秀賞4件、特別賞4件、奨励賞1件を表彰した。冒頭、則久委員長は「女性が活躍しやすい職場環境の実現や、けんせつ小町の将来展望を示すのに不可欠な特筆すべき活動だ」と受賞者をたたえた上で、「女性が十分に活躍できることを発信してほしい」と要請した。
 審査を担当した北井久美子選考委員会委員長(三井住友建設取締役)は、「けんせつ小町の活動にフォーカスするだけでなく、職場全体を意識するなど29社からの100件の応募はクオリティーが高かった。働き方改革に資するものとして各社の励みにしてほしい」と講評を述べた。
 表彰式では受賞者による活動発表も行った。ならら小町は、奈良市内の医療施設工事現場で組織されたけんせつ小町工事チーム。奥村組で3人目の女性所長となった西日本支社建築第2部・伊庭花子新奈良医療センターICT工事所長がリーダーを務める。全職員を対象にしたハラスメント講習を行うなど、職場のすべての人が働きやすくなる環境の整備などを率先して実行。男性と動線を別にした女性用の現場設備を整備したり、現場で働く女性を表彰する活動を職長会と連携して行ったりした。伊庭所長は、「女性が輝けることをアピールしようと思ってきた。最優秀賞の喜びを励みにしたい」と語った。

(日刊建設工業新聞様より引用)