日建連/週休2日実現行動計画案/12月22日決定、広報ツールのパンフとロゴも

 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)の週休二日推進本部(本部長・井上和幸清水建設社長)は20日、週休2日の早期定着に向けた考えや方策を示す「週休二日実現行動計画案」と新しい広報ツールを決めた。行動計画案は、7項目だった基本方針に「土日閉所を原則」「生産性をより一層向上」の2項目を追加した。22日の理事会で正式決定する。広報ツールは発注者向けパンフレットとロゴマークで、PR活動などに積極活用する。
 行動計画案は、取り組み姿勢となる基本方針やさまざまな方策を盛り込んだ。基本方針は、土日閉所の必要性を強調。同時に週休2日実現には生産性向上が必須のため、「週休二日は、土日閉所を原則とする」「生産性をより一層向上させる」の二つを追加し、計9項目にした。取り組みには建設キャリアアップシステムの普及促進を加えた。
 パンフレットは、週休2日が可能な工期設定に発注者の理解を得るのが狙い。20年3月までに4週6閉所、22年3月までに全現場で週休2日(4週8閉所)を達成するスケジュールを明記。週休2日になっている現場の技術者・技能労働者が2割以下にとどまる国土交通省の調査結果などを記載し、休日確保が必要な理由も説明した。
 技能者の高齢化と長時間労働が常態化している建設現場を「危機的状況」とし、若者の入職のために他産業と同程度の休日を確保することや、生産性向上を進めながら発注者の理解・協力を得る考えを表明。働き方改革実行計画、適正工期設定ガイドラインの策定といった政府の対応、商慣行の是正をうたった経団連の共同宣言など政府・経済界の支援策も記載した。
 土木、建築の取り組みのうち、土木はCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)や機械化・ロボット化、建築はBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やプレキャスト(PCa)化を例示した。会員企業に年明けに配布し、営業活動などで利用してもらう。表紙には会員企業の女性職員がモデルで登場している。
 ロゴマークのデザインは、「健やか」で「元気な現場」を目指す思いを込めたブルーのヘルメットが特徴。「すべての現場を、週休二日に。」というメッセージの有無で2種類を作成した。仮囲いやヘルメット、バッジなどに用い、週休2日のシンボルマークとする。
 井上本部長は、「足並みをそろえて(週休2日の)運動を継続したい。協力をお願いする」と求めた。

(日刊建設工業新聞様より引用)