日建連/17年度意見交換会、関東地区でスタート/働き方改革推進へ口火

 日本建設業連合会(日建連)と国土交通省など公共発注機関との17年度「公共工事の諸課題に関する意見交換会」が11日、関東地区の会合からスタートした。日建連は週休2日の実現をはじめとする「建設業の働き方改革」を切り口に、担い手確保・育成、生産性向上をめぐる現場の課題の解決を目指し、受発注者が連携した取り組みの方向性を定めたい考え。会合は6月12日の九州地区まで全国9カ所で開かれる。
 日建連が議論を求めるのは、▽改正公共工事品質確保促進法の的確な運用▽適切な工期の確保▽休日拡大に向けた環境整備▽ICT(情報通信技術)、CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の全面的な活用▽コンクリート工の生産性向上▽新技術(ロボット、人工知能など)導入環境の整備▽業務の効率化(書類の削減、仕事の標準化、データ活用)▽人材育成。担い手確保と生産性向上にに共通する課題として週休2日実現に必要な措置を求める。
 さいたま市で開かれた関東地区の会合の冒頭、国交省の大西亘関東地方整備局長は「必要な人材は確保し、仕事は効率的に進め、休もうというのは簡単ではないが、取り組む課題は明確になっている。思いの丈をぶつける意見交換会にしたい」とあいさつした。
 日建連の宮本洋一土木本部長は、週休2日について「自助努力に加え、発注者、国民の理解・協力がなければ実現できない」と連携強化を要請。実施上の課題に日給制作業員の収入減を挙げ、「生産性が上がれば、5日で6日の給料をもらえるようになる。生産性向上はコストアップせずに週休2日を実現する方策にもなる大事な取り組みだ」として生産性向上の必要性を重ねて強調した。日建連の茅野正恭公共工事委員長は、週休2日にもつながる措置として受発注者による工程の共同管理を申し入れた。
 意見交換会の出席者は次の通り。
 【日本建設業連合会】宮本洋一副会長(土木本部長、鉄道建設本部長、復旧・復興対策特別委員長)▽清水琢三副会長(土木本部副本部長、災害対策委員長)▽竹中康一理事(土木本部副本部長、安全対策本部長)▽小原好一理事(土木本部副本部長、生産性向上推進本部長、会計・税制委員長)▽生亀孝志専務理事▽奥村太加典理事(建築技術開発委員長)▽株木雅浩理事▽宮本雅文理事▽中村仁理事▽錢高久善理事▽林康雄理事(鉄道建設本部副本部長、鉄道工事委員長)▽飯塚恒生理事(鉄道安全委員長)今井雅則理事(労働委員長)▽伊藤寛治理事(安全委員長)▽則久芳行理事(けんせつ小町委員長)▽五関淳理事▽村本吉弘理事▽五百蔵良平理事▽山口竹彦監事▽木村昌司常務理事▽茅野正恭公共工事委員長▽台和彦公共契約委員長▽土屋幸三郎公共積算委員長▽岡本正インフラ再生委員長▽落合雄二建築制度委員会積算部会長▽福富正人土木運営会議委員▽嘉藤好彦土木運営会議委員▽澤井清土木運営会議委員▽植田和哉土木運営会議委員▽吉田秀貴土木運営会議委員▽菊地眞土木運営会議委員▽濱邉修一土木運営会議委員▽秋場俊一土木運営会議委員▽一色眞人土木運営会議委員▽足立宏美土木運営会議委員▽大嶋匡博関東支部長▽黒川修治関東支部副支部長▽水野勇一関東支部副支部長▽風間優関東支部副支部長▽上田真関東支部副支部長▽川端一知関東支部副支部長▽杉原克郎関東支部副支部長▽西條俊一関東支部副支部長▽高見勝則関東支部副支部長
 【国土交通省関東地方整備局】大西亘局長▽高田昌行副局長▽上田洋平副局長▽河井睦朗総務部長▽東川直正企画部長▽多田治樹建政部長▽朝堀泰明河川部長▽村山一弥道路部長▽加藤雅啓港湾空港部長▽吉野裕宏営繕部長▽牧角修地方事業評価管理官▽中須賀聡技術調整管理官▽加邉良徳技術開発調整官▽安齋徳夫工事品質調整官▽清水信男総括技術検査官▽高芝利顕建設産業調整官▽中島良幸営繕品質管理官
 【自治体など】古平祐次茨城県土木部技監▽森戸英雄栃木県県土整備部次長▽清野哲哉群馬県県土整備部技監▽中村一之埼玉県県土整備部副部長▽柴田利雄千葉県県土整備部次長▽三浦隆東京都建設局道路監▽志村知昭神奈川県県土整備局技監兼都市部長▽丹澤彦一山梨県県土整備部技監▽長谷川朋弘長野県建設部建設技監▽高木勇一横浜市財政局公共施設・事業調整室長▽鈴木直仁川崎市建設緑政局総務部長▽水間明宏千葉市建設局土木部土木管理課長▽大貫一博さいたま市建設局理事▽佐久間和彦相模原市都市建設局道路部長▽佐久間仁東日本高速道路関東支社技術部長▽野村謙二中日本高速道路東京支社環境・技術管理部長▽並川賢治首都高速道路技術部長▽徳重誠二水資源機構技師長▽弘中知之鉄道建設・運輸施設整備支援機構東京支社計画部長▽丸山徳義日本下水道事業団事業統括部次長。

(日刊建設工業新聞様より引用)