日本女子大学/目白キャンパス新図書館棟(東京都文京区)が起工/施工は清水建設

 日本女子大学(蟻川芳子理事長代行)が、創立120周年を迎える2021年度に向けて計画する目白キャンパス(東京都文京区)の再整備事業がスタートした。初弾の「新図書館棟」の起工式を5日に現地で開いた。基本構想と基本設計は妹島和世建築設計事務所、実施設計は妹島和世建築設計事務所・清水建設JV、施工は清水建設が担当。19年1月末の完成、同4月の供用開始を目指す。
 神事では、妹島和世建築設計事務所の妹島和世代表取締役が鎌、蟻川芳子理事長代行が鍬、清水建設の石水功一常務執行役員東京支店長が鋤をそれぞれ入れ、工事の安全を祈願した。
 神事後の直会で蟻川理事長代行は「本学の120周年を飾るにふさわしい、すてきな図書館ができることを期待している」とあいさつ。妹島代表取締役は「出身校ということもあり、4年ほど前にこの話を頂いた時は、本当に夢のようだった。必ずや良いものができると確信している」と述べた。石水支店長は「日本女子大学を卒業した社員が今回のプロジェクトに参加している。皆さまに喜んで頂ける高品質な建物を完成させるよう、わが社の総合力を結集させる」と決意を語った。
 プロジェクト名は「日本女子大学120周年記念事業新図書館棟新築工事」。建設地は目白台1の18の4(敷地面積3378平方メートル)で、同大学の付属幼稚園がある目白通り南側の敷地。新図書館の規模はS・RC造地下1階地上4階建て延べ6836平方メートル。敷地の高低差を利用し、複数階からのアクセスを可能にするほか、建物北側の外壁にはガラスを多用する。
 現在、同大学の拠点は目白と西生田(川崎市多摩区)にあり、再整備事業を通じて大学の全4学部と大学院の全5研究科を目白キャンパスに統合し、総合力を生かした教育・研究を展開する方針だ。再整備事業のグランドデザイン策定業務は妹島和世建築設計事務所が担当している。
 □堀内祥紀工事長(清水建設東京支店)の話□
 「25年ほど前に東京に赴任して最初に携わった仕事が日本女子大学の現場。今回、責任者という形で仕事をするご縁を頂き感無量だ。風通しが良い現場をモットーに、力を入れて良い仕事をしたい」。

(日刊建設工業新聞様より引用)