日空衛/働き方改革推進へ行動計画策定/24年度から時間外労働上限360時間めざす

 日本空調衛生工事業協会(日空衛、長谷川勉会長)は23日、「働き方改革の推進に関する行動計画」を公表した。長時間労働の是正と週休2日の推進を主なテーマに、2024年4月から時間外労働の上限を原則「年間360時間」とする目標を掲げた。23年3月までに週休2日の実現を目指す。同日の理事会で承認した。
 基本方針では長時間労働の是正に向け、時間外労働の上限目標を設定。18年4月~19年3月は準備期間として、会員企業に時間外労働が月100時間未満になるよう呼び掛ける。19年4月からは、時間外労働の上限を年間960時間とし、22年4月~24年3月に年間840時間まで引き下げる。最終的に24年4月からは、臨時的な特別の事情がある場合を除き、時間外労働の上限を原則360時間とする。
 週休2日に向けた取り組みは、23年3月までに週休2日(4週8休)を目指す。このほか、中間目標として21年3月までに隔週で、週末2日が閉所となる4週6休の定着を目指す。
 実現に向けた具体策として、会員企業が元請となって工事全体を手掛ける場合は、土日閉所または週2日の閉所を実施する。会員企業が下請の場合などは、主体の建築工事会社と週休2日の推進について協議し対応する。
 23日、都内で会見した長谷川会長は「これまで建築現場は働き方改革の導入が厳しかった。だが、建設業界全体で(働き方改革への)機運が高まり、同じベクトル向かっているので、取り組みやすいと認識している。今後、発注者への理解が進めば、長時間労働の削減や休日の確保が実現すると見ており、大いに期待している」と述べた。

(日刊建設工業新聞様より引用)