日立建機/油圧ショベルの異常、オイル監視し検知/遠隔システム開発、予防保全に活用

 日立建機が、稼働中の油圧ショベルのエンジンオイルや作動油を遠隔監視し、機械の異常発生を自動検知するシステムを開発した。機械にセンサーを取り付け24時間モニタリングし、異常があった場合に使用者や代理店のサービス担当に連絡する。部品の修理や交換など効率的な予防保全につながる。
 ライフサイクルコストを低減するサービスソリューション「コンサイト」の新メニューと位置付け、「コンサイトオイル」の名称で、10月に欧州とオーストラリアでサービスを開始する。日本でも本年度中に提供開始する予定という。
 コンサイト登録台数は7月末時点で6万台以上、センシングによる遠隔での予兆検知率は20%。コンサイトオイルの追加により、予兆検知率を37%に引き上げる。2020年ころに90%以上まで高めることを目標にしている。
 建機はオイルを分析することで、部品の状態や不具合などの「健康状態」を把握できる。これまでは一定期間稼働した後にオイルを抜き取り、分析する必要があった。作業時間がかかり、手間と費用の使用者負担が課題になっていた。

(日刊建設工業新聞様より引用)