東京・中央区/東京駅前地域まちづくり指針改定骨子案/駐車場整備で独自ルール導入

 東京・中央区は、東京駅八重洲口一帯を対象にした「東京駅前地域のまちづくりガイドライン」を改定する。20日に骨子案を公表した。駅前地域の駐車需要が変化していることを受け、実態を反映した地域独自の駐車場整備ルールを導入することなどを明記。年内の策定を目指す。
 東京駅前地域の対象範囲はJR東京駅を正面に外堀通り、永代通り、昭和通り、鍛冶橋通りに囲まれた約39ヘクタールの区域。域内には東京メトロ銀座線京橋駅と日本橋駅が含まれる。
 改定では、現ガイドラインの中で街づくりの目標の一つに位置付ける「安全で円滑な都市基盤の強化と回遊性の高いネットワークの形成」に、駐車場の整備指針の導入を盛り込む。
 区によると、同地域の駐車施設は乗用車用の供給が需要を1500台以上も上回っているのに対し、貨物車用の供給量は200台以上不足しているという。
 駅前地域で独自に定める指針では、駐車場の需給バランスの実態に即した「整備台数比率」を設定した上で、建築物ごとの適切な駐車台数を算出する。建物の建て替えや再開発に伴う駐車施設の集約化なども促す。駐車場整備指針は5月から運用を開始する。
 このほか、快適な歩行環境を整備する道路6路線を指定し、沿道に駐車場の出入り口を原則設けないことなども盛り込む。指定の6路線は▽さくら通り▽八重洲仲通り▽柳通り▽特別区道中日第309号線▽同中京第537号線▽同中京第562号線。ガイドラインは2009年9月の策定後、14年に内容を改定している。

(日刊建設工業新聞様より引用)