東京都青梅市/市立総合病院建替/基本計画策定、工事費は174億円

 ◇プロポでCMr選定手続き開始
 東京都青梅市は、現在地で建て替える市立総合病院の基本計画をまとめた。延べ約4・6万平方メートル規模の新病棟(新南棟)を建設する。基本構想では2期に分けて進める計画だった新南棟の整備を1期にすることで工期短縮を図り、工事費の試算額も約188億円から約174億円に減額した。同病院の建て替え事業にはCM(コンストラクション・マネジメント)方式を採用。13日にはCMr(コンストラクション・マネジャー)の選定手続きを開始する。来年度には基本設計に着手する予定だ。
 同病院の所在地はJR青梅線河辺駅近くの東青梅4の16の5(敷地面積2万2734平方メートル)。計8棟、総延べ床面積4万7818平方メートルの施設群が立ち並ぶ。病床数は562床。
 新病院施設整備基本計画策定支援業務はアイテック(東京都中央区)が担当した。基本計画によると、老朽化が目立つ西棟、東棟、南棟など5棟は取り壊し、跡地に新南棟とエントランス棟を建設。駐車場も整備する。新南棟(地下駐車場を含む)の延べ床面積は4万6120平方メートルの規模で、着工、竣工時期は今後固める。総事業費は約276億円。工事費174億円のほか、設計・監理などの業務費に6億円、医療機器費に50億円を充てる。
 敷地西側にある既存新棟(00年竣工、延べ1・8万平方メートル)は活用する。新南棟と合わせた総病床数は503床となる。
 13日には「青梅市立総合病院新病院建設計画支援およびコンストラクション・マネジメント業務」の委託先を決める公募型プロポーザル手続きを開始する。参加表明書は27日まで、提案書は4月21日まで受け付ける。同26日に行うプレゼンテーション審査を経て委託先を選定。CMrには病院建て替えに採用する整備手法や基本設計者の選定支援業務などを任せる。整備手法は設計・施工分離方式やデザインビルド(DB)方式のほか、ECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式の採用も想定している。
 市は、同病院の将来構想として敷地内に「(仮称)新北棟」の建設も予定している。新病院建て替え計画で駐車場として使う用地に、将来は既存の新棟とエントランス棟の機能などが入る「新北棟」を建設する。新棟とエントランス棟は解体し、跡地は駐車場として使う計画だ。

(日刊建設工業新聞様より引用)