東北整備局南三陸国道/吉浜釜石道路・唐丹第3トンネルが完成/管内全トンネル完成

 東北地方整備局が18年度の開通を目指して建設を進めている吉浜釜石道路(岩手県大船渡市~釜石市)の「唐丹第3トンネル」が完成し、建設地の岩手県釜石市で5日、関係者63人が出席して完成式典が開かれた=写真。
 唐丹第3トンネルの建設場所は釜石市唐丹町大曽根~同市甲子町第13地割。延長3023メートル、幅員12メートル。トンネル掘削のほか、釜石南インターチェンジ(IC)造成、本線道路改良などを含む大ロット工事で、施工は鹿島が担当している。全体工期は14年3月~18年3月。
 唐丹第3トンネルの完成により、東北整備局南三陸国道事務所管内で整備が計画されたトンネル17本がすべて完成を迎えた。
 式典では発注者を代表して金ケ瀬光正南三陸国道事務所長が「数々の課題を克服しながら月間270メートルという掘削速度の日本記録を達成した現場関係者に感謝したい」とあいさつ。来賓の野田武則釜石市長は「19年のラグビーワールドカップ開催に向けて、三陸沿岸道や釜石花巻道路の活用が期待される。命、物流、観光の道として多くの人に利用されることを願う」と祝辞を述べた。
 鹿島東北支店の品川敬副支店長は「日ごろ厳しい指導ばかりしているが、今日は現場のスタッフをねぎらいたい。トンネル起点近くの釜石南IC建設工事と、終点側の本線道路改良工事を残しており、引き続き安全優先で施工する」と全工事の無事完成へ向け気を引き締めていた。

(日刊建設工業新聞様より引用)