東急建設/今村俊夫次期社長「先手打ち環境変化に対応」/ポスト五輪見据えた中計軸に

 東急建設の経営トップが2010年以来、8年ぶりに交代する。6月28日に開催予定の株主総会などを経て、東京急行電鉄代表取締役副社長執行役員の今村俊夫氏が社長に就任し、飯塚恒生社長が代表取締役会長に就く。=3面に関連記事
 2月27日に東京都内で会見した今村次期社長は20年の東京五輪以降、建設業にとって厳しい時代が来ると予想した上で、「先手を打って環境の変化に対応したい」と強調した。対応策として「早い段階で開発事業に携わりたい。さらに不動産投資や新設工事、維持管理などを含め、高品質なものを提供しながら『ひとつの東急』として、会社の信頼を一層高めていく」と語った。
 飯塚社長はバトンタッチの理由について「4月にスタートする新中期経営計画のタイミングで社長交代を考えていた」と説明。「今村次期社長と二人三脚でポスト五輪を見据えた事業をしっかりと軌道に乗せ、中期計画の目標達成を目指す」と述べた。
 同社は4月から新しい中期経営計画をスタートさせる。▽現場力▽人材▽戦略事業▽経営基盤の強化-の四つをキーワードに掲げ、2020年東京五輪後も環境変化に左右されない強固な企業体質の確立を目指す。自社での取り組みと同時に、東急各線での沿線開発や不動産事業など幅広く事業を展開する東急グループのシナジー(相乗効果)を最大限発揮し、グループが中長期ビジョンとして掲げる「ひとつの東急」として結束力を高めて事業の拡大につなげる。

(日刊建設工業新聞様より引用)