東洋建設/ケニアで大型港湾工事受注/単独で135億円、コンテナヤード・岸壁整備

 東洋建設は20日、東アフリカ最大の商業港・ケニア・モンバサ港で計画されている大型コンテナターミナル建設工事を、ケニア港湾公社から単独受注したと発表した。受注金額は約135億円。モンバサ港開発事業の第2弾で、同社が施工を手掛けた第1弾のコンテナターミナルに隣接して新たなコンテナヤード・岸壁を整備する。工期は38カ月で21年の完成を目指す。
 受注したのは、モンバサ港開発事業フェーズ2のうち「パッケージ1モンバサ港コンテナターミナル建設工事」。日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款で実施する。「本邦技術活用条件」(STEP)の適用を受け、軟弱地盤対策など日本の優れた港湾建設技術を投入する。12日に契約調印式が行われた。
 フェーズ1事業で整備したコンテナターミナルに接続する桟橋式岸壁(水深15メートル、延長250メートル)、約17ヘクタールのコンテナヤードの造成(埋め立て、地盤改良工を含む)、建屋16棟(延べ1万2000平方メートル)の建設などを担当する。完成後はフェーズ1事業の年間約55万TEU(20フィートコンテナ換算)に、新たに約50万TEUの受け入れ能力の向上を見込む。
 モンバサ港はウガンダ、ルワンダ、ブルンジなど近隣内陸国を結ぶ「北部回廊」の玄関口として重要な役割を担う。著しい経済発展を背景に、同港のコンテナ取扱量は2002年の30万TEUから15年に107万TEUに増加。2025年には260万TEUを超える需要が見込まれている。

(日刊建設工業新聞様より引用)