松山市/道後温泉本館耐震改修/活性化計画審議会が基本方針答申

 国の重要文化財に指定されている道後温泉本館の耐震改修工事について検討を進めていた松山市道後温泉活性化計画審議会(会長・柏谷増男愛媛大名誉教授)は4日、工事計画の基本方針を野志克仁市長に答申した。工事は営業を続けながら進め、17年の愛媛国体後に着工することなどが盛り込まれている。
 答申を受けて、市は今後、文化財建造物保存技術協会に委託して本年度内に基本設計をまとめ、17年度実施設計を行い、18年度に工事発注を行う方針。
 市は、老朽化している道後温泉本館の耐震改修工事について、今年1月から同審議会で再検討を進めていた。
 答申された基本方針では、必要な耐震性能は重要文化財耐震診断指針に基づき大地震時に倒壊しない水準とする。工事中も観光客が入浴できるよう複数ある浴場の工期を分け、部分的に営業を続けながら工事を行い、少しでも期間の短い工事計画が望ましいとしている。
 また、着工については愛媛国体と(仮称)椿の湯別館整備の終了後の適切な時期としている。

(日刊建設工業新聞様より引用)