横河ブリッジHD/システム建築の新工場建設検討/需要増に対応、受注5百億円も視野

 横河ブリッジホールディングス(HD)の事業会社、横河システム建築(千葉県船橋市、大島輝彦社長)が新工場建設を検討していることが明らかになった。大スパンの低層建築物を高品質・低コスト・短工期で施工できる鉄骨構造物のシステム建築事業を展開している。需要増に伴い部材製造の能力増強が必要なことから、設備投資の規模や実施時期などについて、急ピッチで検討している。
 同社が「yess建築」の名称で展開するシステム建築は工場や倉庫、スポーツ施設や店舗といった、大スパンの低層建築物に対応する。超高層ビルや橋梁で用いる高張力材料を採用することで、最大60メートルスパンの無柱大空間が確保できる。合理的な構造躯体によって建設費の低コスト化も実現した。
 横河ブリッジHDの藤井久司社長は日刊建設工業新聞社のインタビューで、システム建築事業について「高品質、低コスト、短納期が施主から支持され受注高は、ここ数年で300億円ほどまで伸長し、数年後には約500億円となる見込みだ」と説明。「現在の製造能力は限界を迎えているが、受注はさらに拡大するだろう」とした上で、「需要に対応するためシステム建築の新工場建設を検討しており、土地を探す段階から急ピッチで進めたい」との方針を明らかにした。
 yess建築の施工は全国900社を超えるビルダー加盟店が実施。横河システム建築は加盟店を技術面などから支援し、全国で事業を拡大してきた。

(日刊建設工業新聞様より引用)