水機構筑後川局/寺内ダム(福岡県朝倉市)がダム大賞に選定/2月10日に授賞式

 ◇北部豪雨時の防災操作を評価
 ダム愛好家が全国のダムをプレゼンテーションし投票で各年に活躍したダムを選考・表彰する「ダムアワード2017」のダム大賞に水資源機構筑後川局が管理する寺内ダム(福岡県朝倉市)がこのほど選ばれた。同ダムは17年7月の九州北部豪雨の際に洪水を貯留し、大量の土砂や流木の下流への流出を防いでおり、防災面での貢献が評価された。10日に同ダム管理所で授賞式が行われる。
 九州北部豪雨の際に寺内ダムは最大で計画高水流量の約3倍に当たる毎秒888トンという異常な洪水が流入する中、下流への放流をできるだけ抑え、ほぼ満水状態をキープする防災操作を実施。防災操作により福岡ヤフオクドームの約6・5杯分に相当する約1170トンの水をため込み、大量の土砂や推計約1万立方メートルに及ぶ流木も捕捉し下流の被害拡大を防いだ。
 同ダムは水資源開発公団(現水資源機構)が手掛けた初のロックフィルダムとして1978年に管理を開始した多目的ダム。堤高83メートル、堤頂長420メートル、総貯水容量1800万立方メートル。

(日刊建設工業新聞様より引用)