浜松市/新清掃工場・新破砕処理センター施設整備運営/新日鉄住金エンジらグループに

 浜松市は、PFIを導入する「新清掃工場および新破砕処理センター施設整備運営事業」について、7日に総合評価一般競争入札を行い、落札者を新日鉄住金エンジニアリングを代表企業とするグループに決定したと発表した。落札金額は720億円。市は今月下旬に基本協定を締結する。新日鉄住金グループは18年度から造成工事に入り21年度に建築工事に着手、24年4月に供用を開始する。
 代表企業以外の構成員は、日鉄住金環境プラントソリューションズ、西松建設、中村建設、中村組、フジヤマ、広築、矢橋工業。協力企業は大林組、エヌジェイ・エコサービス、大建設計、新明和工業、天竜森林組合、社会福祉法人天竜厚生会。
 新日鉄住金グループの提案は、新清掃工場の処理能力が1日当たり399トン(199・5トン×2炉)、処理方式はシャフト炉式ガス化溶融方式。発電能力は蒸気タービン発電機が1万5120キロワット、太陽光発電が100キロワット。新破砕処理センターの処理能力は1日当たり64トン(破砕設備38トン、選別設備26トン)。
 新清掃工場と新破砕処理センターを合築する工場棟の規模はSRC造地下1階地上5階建て延べ約2万2790平方メートル、高さ約38メートル(煙突高さ59メートル)。管理棟はRC造3階建て延べ約1180平方メートル。軽量棟はS造平屋約40平方メートル。一般搬入用受け入れヤードはS造平屋約740平方メートル。建設地は天竜区青谷。敷地面積は約7・8ヘクタール。運営期間は20年。
 多様なごみ質にも柔軟に対応し災害廃棄物を積極的に処理できる施設とするほか、主灰を100%資源化することで最終処分場の延命化を図る。30年間の稼働を見据えた維持修繕計画も策定する。多業種の市内企業に発注し地元資材も活用することなどを提案している。
 入札には新日鉄住金グループと日立造船グループの2グループが参加。日立造船グループの入札価格は589億8000万円だったが、技術評価も含めた総合評価で新日鉄住金グループに決定した。予定価格は803億1220万2000円。

(日刊建設工業新聞様より引用)