清水建設/WELL認証の取得推進/アライアンスに参画、健康・快適な建物環境普及へ

 清水建設は18日、健康や快適性の観点から建物・室内環境を評価する「WELL認証」の取得推進に向けたグローバル・コーポレート・アライアンスに日本企業で初めて参画したと発表した。自社施設や顧客施設での認証取得に積極的に取り組み、省エネルギー機能と事業継続機能(BCP)、ウエルネス(健康・快適環境)の三つの観点で建物の高付加価値化を推進する。
 WELL認証制度は米国のデロス・リビング社が2014年に創設。健康・快適性の高い建物空間は利用者の活動が活発で労働生産性も高まり、生産性の高い建物は不動産価値も高くなるという考え方の下、健康・快適性に焦点を当てて建物・室内環境を評価する。
 評価項目は空気や水、フィットネス、快適性、心など七つのカテゴリーで、必須40項目と加点60項目があり、必須項目をすべて満たすとシルバー、加点項目の40%以上を満たすとゴールド、80%以上を満たすとプラチナの認証を受けることができる。
 近年、健康・快適なオフィス環境が従業員の健康保持・増進や企業ブランド力の向上、離職率の減少などにつながるとされ、WELL認証の申請も現在、28カ国で347件に上るなど注目が集まっているという。
 同社はアライアンスに参画することで、デロス社の支援を受けながら、WELL認証に関する社内の専門家を育成。自社施設や顧客施設での認証取得を進めるとともに、健康経営につながるオフィス環境の普及に取り組む。

(日刊建設工業新聞様より引用)