熊本県荒尾市/市民病院建替/18年度早期に設計者選定手続き

 熊本県荒尾市は、老朽化などに伴う市民病院(荒尾)の現在地建て替えに向け、18年度早々にも設計業務の委託手続きに入る。公募型プロポーザルを中心に工期短縮につながるような発注方式や工法を検討。19年度にかけて基本・実施設計を進め、20年度の本体着工、22年6月の開院を目指す。用地費や造成工事費などを含む総事業費は約109億1000万円を見込む。
 新病院は地域救命救急センターの指定を目指し循環器系疾患を中心とする対応を充実させ、民間医療機関では提供が難しい高度医療、小児や周産期など不採算・特殊部門の医療、感染症医療などの政策的医療を充実させる。災害拠点病院を目指し、災害医療も充実させる。
 現在地に加え南西部に隣接する民有地約1ヘクタールを取得し敷地を約4ヘクタールに拡張。取得する敷地を中心に延べ約2万1400平方メートル、274床の新病院を建設する。総事業費のうち設計費は約2億8000万円、本体工事費は約72億円を見込む。
 市ではできるだけ早期の開院を目指し、発注方法や工法などを工夫し工期の短縮に努めるとしており、従来方式のほか、設計・施工一括発注(DB)方式や施工予定者が設計を支援するECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式なども視野に本年度中に用地取得手続きと並行してこれらの発注方法の検討も進める。

(日刊建設工業新聞様より引用)