熊谷組/不動産事業を開始/4月1日付で都市再生開発室設置、建設請負に続く柱に

 熊谷組は、不動産事業への取り組みを開始する。4月1日付で経営企画本部に「都市再生開発室」を設置。不動産事業の中でも特に再開発事業やマンション建て替え事業など都市再生型の開発事業をターゲットに据え、建設請負事業に続く安定的な事業基盤として確立することを目指す。
 同社は現在、不動産事業を行っておらず、新たに取り組む事業では、都市部で計画される再開発事業などに事業パートナーとして出資する方法を中心とする。
 同社は15~17年度の中期経営計画で、将来にわたり市場環境に影響されない安定した収益力を確保することを経営課題に挙げている。収益基盤の多様化・安定化に向けた取り組みの一つが新事業分野で、インフラメンテナンス・運営プロジェクト、PPP・PFI事業などへの参画を積極化している。
 同計画では、それぞれ強みを持つグループ会社との協働による相乗効果を取り込んだグループ成長戦略も打ち出している。10年後の事業構造として、土木事業25%、建築事業35%、海外事業5%、グループ会社(国内)25%、新規・相乗10%としており、不動産事業は新規・相乗のメニューの一つになりそうだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)