社員の企画案でリノベーション

テーマ異なる5物件を自社デザイン


北海道札幌市で1万戸以上管理する三光不動産(北海道札幌市)は2日、社長をはじめ自社の社員が設計からデザインまで企画したリノベーション物件5室を完成させ、募集を開始した。
同社はこれまで原状回復は手掛けてきたが、リノベーション事業は初の試みとなる。

札幌市白石区に立つ自社所有物件『ビッグバーンズマンション北郷Ⅲ』のA棟とB棟内の5戸をリノベーションした。
岡貢社長は居室内に半円の小下がりを設け、中心にラグやテーブルを置いて人が集まり談笑している場面を想像し設計した。
富士本真之副社長は、居室内にガラス張りの浴室を設け、居室に設置したテレビやプロジェクタを入浴しながら視聴できるようデザイン。
そのほか、欧風ビンテージを意識し、部材にこだわった部屋や、フィンランドのアパレル会社・マリメッコのアクセントクロスを用いた部屋や、建物の古さを隠さず古材を使用し、キッチンにカウンターテーブルを設けた部屋などバラエティに富んでいる。

改修前に3万7000円だった5部屋は1階4万7000円、2、3階は5万円で募集する。
同社の管理戸数は1万1028戸、入居率96.2%だが今回の反響次第で、リノベーション事業を続けていくかどうかを判断していくという。

岡社長は「今回、福岡で活動されている吉原住宅のリノベーション物件を視察し、参考にさせてもらった。とても感銘を受けたのと同時に、インスピレーションを与えてもらったことに感謝している」と話した。

(全国賃貸住宅新聞様より引用)