神戸市/須磨海浜水族園再整備(須磨区)/民活導入へ17年度事業者公募

 神戸市は、開園から30年近くが経過し、老朽化が進んでいる「市立須磨海浜水族園」(須磨区若宮町)について、民設民営方式での再整備を基本に事業者を公募する。建て替えを含めて大規模なリニューアルを想定しており、17年度に事業者を公募し、22年度のオープンを目指す。17年度当初予算案には関連事業費として750万円を計上している。
 同園は57年5月に市立須磨水族館として開園。30年後の87年7月に現在の名称に変わり、造波装置付き巨大水槽「波の大水槽」を備えた本館がオープン。約600種1万3000点の生き物を展示し、入園者数は年間110万人を超えている。一方で漏水などで修繕費は毎年約5000万円に上る。
 民間企業が運営する水族館として、12年に京都水族館(京都市下京区)、15年に水族館と動物園と美術館が融合した「ニフレル」がオープンするなど近隣に競合施設が増えており、市では今後これまで以上の集客を図るには、大規模な投資を伴う魅力アップが必要と判断した。
 施設の老朽化が進んでいる中で、今後は多額の修繕費が必要になることが見込まれており、財政への影響も考慮し、民間活力を導入して再整備を行うことを決めた。
 再整備の場所は、水族園が立地している須磨海浜公園内とし、市では「須磨エリアの魅力向上と活性化を図りたい」としている。現在のスケジュールでは、17年度に事業者を選定し、18年度から事業者が基本計画の策定や設計、建設工事などを進め、開園は22年度を目標とする。

(日刊建設工業新聞様より引用)