米ヒルトングループ/神奈川県小田原市にタイムシェア・リゾート施設開発/国内初

 ◇段階的に整備推進
 米ヒルトングループのヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV、マーク・ワン社長兼最高経営責任者〈CEO〉)は26日、神奈川県小田原市に国内初のタイムシェア・リゾート施設を開設すると発表した。名称は「ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ヒルトン・クラブ」。運営中のヒルトン小田原リゾート&スパの敷地内に、段階的にコテージ型や高級ヴィラ(別荘)型の施設を整備していく。
 ワン社長は同日の事業発表会で「日本市場はタイムシェア事業にとって成長のフロンティアであり、都市やリゾートなどさまざまなエリアでこの10年程度のうちに複数のプロジェクトを示せるだろう」と説明した。
 ヒルトンのティモシー・ソーパー日本・韓国・ミクロネシア地区運営最高責任者は「小田原市とHGVの3者で協力しながらホスピタリティーあふれた施設とし、地域経済の発展にも貢献していく」と表明。小田原市の加藤憲一市長は「ヒルトングループが展開する事業が都市ブランドの向上、地域活性化につながっており、交流人口の拡大や地域の魅力向上に向けて引き続き協力していきたい」と述べた。
 タイムシェア施設は、市西側の相模湾を一望できる丘陵地にあるヒルトン小田原リゾート&スパ(小田原市根府川583の1)の敷地の4分の1(約5万9000平方メートル)を活用して整備する。事業費は非公表。
 山と海の壮大な景色と、伝統的な和の融合をデザインコンセプトに掲げる。先行してコテージ型10棟(スタンダードタイプ定員6人、90平方メートル)を整備し、18年半ばから運用開始する予定。
 続いて高級ヴィラ型を最大100棟、4期に分けて整備する計画。バルコニーへのプライベートバスの設置なども検討している。
 開発主体のHGVが施設を所有し、ヒルトンがハウスキーピングやメンテナンスなどのホテルサービスを提供する。オーナーやゲストはヒルトン小田原リゾート&スパ内にあるアメニティーやアミューズメント施設を利用できる。

(日刊建設工業新聞様より引用)