繁忙期に向け顧客対応磨く

ネクストは24日に接客グランプリの表彰式実施

不動産会社が接客対応のコンテストを活用し、繁忙期に向け準備を進めている。

ネクスト(東京都港区)は24日に『HOME'S接客グランプリ2016』の表彰式を行う。
先立ち10月31日に結果発表を行った。
同グランプリは13年からスタートし今年で4回目になる。
今年参加したのは全国411店舗だ。
覆面調査員が約90項目の評価シートを元に200点満点で接客対応を採点する。
今回賃貸部門で1位になったのは渡辺住研(埼玉県富士見市)の志木東口店だった。
ネクストは「開催を始めた13年ごろと比べると、創業40~50年の老舗管理会社の参加が増えてきた」と傾向を語る。
仲介会社に払う広告費のコストカットを図るため、管理物件を自社で仲介する「自社付け」に注力する会社が増えてきたことが大きいのではないかと推測する。
「東京都文京区の不動産会社では、昨年点数が低かった部分を、評価項目を一つ一つ確認しながら、社員全員に徹底して直させたことで、今年は、大幅に点数が上がった」と話す。

不動産FCを展開するピタットハウスネットワーク(東京都中央区)は2日、15回目になる『ピタットハウス接客コンテスト』の首都圏・北陸エリアの本選を行った。
賃貸と売買の部門に分かれ、賃貸は約20人、売買は約10人が競い合った。
今年は最多の約900人が全国からエントリーしている。

昨年から繁忙期対策でコンテストから接客ノウハウを獲得することを主眼に置いた運営方法に変更した。
全国を6エリアに分けそれぞれのブロックで『エリアチャンピオン』を決定。
その後、エリアチャンピオンたちの接客の様子をイントラネットで加盟企業と共有し、各企業が投票してもっとも票を集めた参加者が『グランドチャンピオン』になる。

ピタットハウスネットワークは「優秀な参加者の動画を共有することで、繁忙期前に加盟店がそれぞれ学ぶべきところを導入し生かせるようにした」と話す。
実際の仲介時に使うツールも持ち込むため、加盟店で参考にするなど、接客コンテストの情報をより現場で活用できる。
結果、昨年は予選で落ちた参加店舗が、エリアごとの仲介手数料の上位ランキングに入るなど足りない部分を補い実績を上げるケースも出てきた。

(全国賃貸住宅新聞様より引用)