群馬建協/大雪対応でツイッターに感謝の声/市民の情報収集にも一助

 「仕事を休めない人のためにお願いします」「仕事とはいえ頭が下がります」-。群馬県建設業協会(青柳剛会長)がツイッターで発信している大雪への対応に、多くの反響が寄せられている。除雪作業に対する感謝の声だけではなく、道路状況を把握する情報収集ツールとして頼りにしているケースもあるようだ。前橋市内の路面状況のツイートには1・8万回の閲覧があったという。
 群馬建協は、災害情報共有システム「ぐんケン見張るくん」を運用しており、災害などの発生場所や現地の写真を会員企業が報告し、インターネット上で共有している。関東地方が大雪に見舞われた今週月~火曜日は、23日の午後3時30分までに443件の報告が集まった。同システムは入力情報をツイッターに投稿する機能も装備。306件が群馬建協の公式ツイッターアカウントから発信された。
 こうしたツイートに対し、さまざまな声が寄せられた。あるユーザーは「仕事を休めない看護師や介護士さん、保育士さんのためによろしくお願いします。頑張ってください」とツイート。「いつも通りの通勤時間で無事に職場につけました」「本当に深夜作業ありがとうございます! すごい助かります!」とねぎらう声もあった。
 あるユーザーは、「群馬県内のいろんな地域の路面状況、除雪状況、被害状況などをツイートしてくれているのでとても助かります」とコメントを寄せて、ドライバーにとって有益な情報だと紹介している。別のユーザーも、「除雪作業ならびにツイッターへの投稿により、多くの方が助かってます。ありがとうございます」と投稿した。
 除雪状況が写真とともに掲載されているため、道路交通状況を把握する上でも、貴重な情報源となっている。関東地方整備局利根川上流河川事務所は、群馬県内での除雪状況を知る手段として、群馬建協のツイッターを紹介した。
 最前線で作業する建設会社は最新情報を入手しやすく、ピンポイントで最新状況を知りたいという市民ニーズにも合致している。青柳会長は、「投稿は大変だが、(災害情報共有システムへの報告やツイートが)習慣になってきた。雨や雪が降った時、『ニュースを見る前にぐんケンくんを確認しよう』となってくれるとありがたい」と話す。
 群馬県では大雪と並行して、23日に草津白根山が噴火。24日午後3時以降、火山性地震や火山性微動は観測していない(25日午前10時時点)が、現地では緊張感を持って監視が続けられている。青柳会長は「土のうの準備や道路啓開が必要になる可能性もある。災害対応は一つ弱いところがあると、全体が弱くなることがある。災害限界集落ができるようになってはならない」と警鐘を鳴らす。

(日刊建設工業新聞様より引用)