羽田エアポート都市開発/空港跡第2ゾーン計画(東京都大田区)/18年1月初旬着工

 ◇施工は西松建設、前田建設の見通し
 住友不動産が代表企業を務める羽田エアポート都市開発(高橋克展代表取締役)は、羽田空港跡地のうち国際線地区に隣接する第2ゾーン(東京都大田区羽田空港2、約4・3ヘクタール)の開発事業に18年1月初旬に着手する。ホテル3棟など総延べ8・6万平方メートルの施設群を建設する計画。施工は西松建設と前田建設が担当する見通しだ。20年4月末の完成を目指す。
 羽田エアポート都市開発は、住友不動産を代表企業とする「住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム(PT)」が設立した特別目的会社(SPC)。住友不動産のほか、住友不動産ヴィラフォンテーヌ、日建設計、西松建設、前田建設で構成している。
 羽田エアポート都市開発は、東京航空局から第2ゾーンの土地を借り受けて開発事業を展開する。貸付期間は18年4月1日から68年3月31日まで。
 建築名称は「羽田空港跡地第2ゾーン計画」。計画では、旅行者のニーズに応じた12階建てのホテル3棟や空港への連絡通路、バスターミナルといったS造総延べ8万5939平方メートルの施設を整備・運営する。建築面積は1万7300平方メートル。施設規模の詳細については現在検討中で、施設ごとの延べ床面積の内訳は公表していない。
 16年6月30日に東京航空局が開発計画の概要を公表しており、そこから施設規模は変わるものの、施設の整備方針に変更はないという。
 16年当時の計画では、建設するホテルは▽ラグジュアリー(154室)▽ハイグレード(644室)▽スタンダード(906室)-の3棟としており、ホテル内には複合業務施設や、飲食・物販などの商業施設、宿泊施設の予約や観光情報などの提供を担う「おもてなしセンター」を配置するとしていた。
 このほか、事業地内には、羽田空港の国際線ターミナルとスタンダードホテルを結ぶ橋梁形式の連絡通路「ディスカバー・ジャパン・プロムナード」(延長200メートル)も設置。多摩川沿いに建設するハイグレードホテルには、高速バスの発着拠点となるターミナルを併設する計画だった。設計は日建設計が手掛けている。

(日刊建設工業新聞様より引用)