虎ノ門一丁目東地区再開発(東京都港区)/地下鉄虎ノ門駅直上、計画検討へ/準備組合

 複数の大規模開発プロジェクトが進行中の東京・虎ノ門エリアで、新たな再開発計画の検討が始まった。東京メトロ銀座線虎ノ門駅の直上部に当たる「虎ノ門一丁目東地区」を対象に、地権者らが再開発準備組合を設立し、事業化を目指していることが分かった。準備組合にはコンサルタントとして日建設計が参画。施設計画や今後のスケジュールなど事業の詳細はまだ固まっていない。
 虎ノ門一丁目東地区は、昨年12月に既存建物の解体工事を開始した「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」の施行区域に隣り合う三つの街区(港区虎ノ門1の4、5、8)を対象とする。地区の北側は外堀通りに面する。
 事業協力者など再開発推進に関わる民間事業者は未定。区域一帯は「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」に基づく街並み再生地区に指定されているため、今後は容積率の上限値を緩和する開発誘導条件に沿って施設計画の検討が進むとみられる。
 虎ノ門エリアでの開発に注力する日本土地建物は昨年3月、区域内に立つ建物のうち外堀通り沿いの「虎ノ門東洋ビル」(虎ノ門1の4の2)と「KDX虎ノ門ビル」(虎ノ門1の4の3)を取得し、区域内の大規模地権者となっている。同社は「準備組合に権利者として加入し、再開発に向けて取り組んでいく」(広報室)としている。

(日刊建設工業新聞様より引用)