西松建設/3カ年経営計画/営業利益250億円目標、事業企画立案にも注力

 西松建設は10日、18年度から3カ年の中期経営計画を発表した。工事を請け負うこれまでの事業スタイル主力に置きながら、プロジェクトの企画立案や周辺領域での事業展開などにも注力する。海外は大型工事を中心に、進出国のニーズにあった付加価値を提供する。21年3月期の連結業績で売上高3800億円(18年3月期実績2844億円)、営業利益250億円(227億円)、自己資本利益率(ROE)8・0%以上(9・6%)を目指す。
 同社は今後3年間を、同日発表した10カ年ビジョン「西松Vision2027」の実現に向けた「総合力企業への基盤構築期」と位置付ける。国内は主力の建設事業を進化させるとともに、企画立案や設計、運営、メンテナンスまで一気通貫の建設サービスを提供する。開発・不動産では10カ年の前半に事業化を仕込み、後半で本格展開を目指す。
 東南アジアを中心とする海外では、進出国のニーズに合った価値あるサービスを提供する。新たな収益につながる新規事業の発掘にも目を向ける。
 目標達成に向け今後10年で2200億円を投資する。このうち、事業領域の拡大や建設事業の進化に1000億円を充てる。不動産事業などに1200億円を投じる。
 将来ビジョンの目標時期である27年度まで売上高4000億円、営業利益300億円以上の経営規模を維持。ROEは8%以上の水準を確保する。

(日刊建設工業新聞様より引用)