野村不/サ高住事業に参入/10年間で40棟、5000戸供給めざす

 野村不動産は11日、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)事業に参入すると発表した。グループの野村不動産ウェルネスとの共同事業。サ高住のブランド「OUKAS(オウカス)」を立ち上げ、千葉県船橋市で初弾の「OUKAS船橋」を10月に開業する。第2弾の建設用地も横浜市の日吉エリアで取得済みだ。今後10年間で同ブランドを40棟、5000戸供給することを目指し、開発を加速させる。
 野村不動産は、高齢者人口の90%強を占める自立生活が可能な高齢者の健康維持・増進を促し、介護レベルの深刻化を未然に防ぐ事業が不足していることに着目。これまでの開発事業で培ったノウハウを生かし、「街づくり」と「健康維持・増進」の両輪で、生涯の在宅・自立生活を支援する新たな高齢者住宅事業を展開する。
 OUKASの開発では、▽住宅▽交通▽商業▽教育▽地域▽福祉▽介護▽医療-を重要な要素と捉え、これらのサービスを高齢者が一貫して受けられる環境づくりを目指す。
 初弾のOUKAS船橋の建設地は北本町1の905の4ほか(敷地面積4633平方メートル)。野村不動産と三菱商事が共同で開発し、14年に全体完成した「ふなばし森のシティ」に近接している。
 建物はRC造6階建て延べ7670平方メートルの規模。住戸は単身者用(1R)から2人入居用(2LDK)まで計125戸を設ける。共用部には、レストラン、ゲストダイニング、大浴場、フィットネススタジオ、娯楽施設、訪問美容室などを配置する。
 設計はフォルム建築計画研究所、施工は合田工務店が担当している。
 OUKAS船橋は、国土交通省の「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業(15年)」に選ばれている。

(日刊建設工業新聞様より引用)