鉄道運輸機構/リニア新幹線・中央アルプストンネル(松川)外工事/戸田建設JVに

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部関東甲信工事局は、9日に一般競争入札(WTO対象)を開札した「中央新幹線、中央アルプストンネル(松川)外」工事の落札者を191億8000万円で戸田建設・あおみ建設・矢作建設工業JVに決めた。予定価格は後日公表する。JR東海から一部受託したリニア中央新幹線建設事業の対象工事。長野~岐阜県間に整備する中央アルプストンネル(延長約23キロ)と風越山トンネル(同5・6キロ)のうち、今回の工事では中央アルプス約4・9キロ、風越山約2・3キロを施工する。
 総合評価方式を採用。10JVが参加(うち3JVが無効)し、戸田建設JVは6番目に低い額で応札したが、標準点+加算点で1位となり、逆転落札した。
 工事場所は長野県飯田市内(中央新幹線品川起点183キロ480メートル~190キロ772メートル間)。延長2334メートルの風越山トンネル(黒田)、同1063メートルの黒田斜坑、同4867メートルの中央アルプストンネル(松川)を整備する。使用する主な資機材は生コンクリート約9万1000立方メートル、セメント約7200トン、鋼製支保工約2470基、ロックボルト約4万3000本など。工期は101カ月間。
 中央アルプストンネルの発注手続きは、JR東海から関連業務を受託した鉄道運輸機構が担当する。同トンネルの初弾工事として「中央新幹線、中央アルプストンネル(山口)」の施工者を決める一般競争入札(WTO対象)は7月15日に開札し、137億9599万円で鹿島・日本国土開発・吉川建設JVが落札した。施工延長は約4・7キロ。工期は76カ月間。

(日刊建設工業新聞様より引用)