長大/比・ミンダナオ島にアシガ川小水力発電所が完成/6月から試運転

 【ブトゥアン〈フィリピン・ミンダナオ島〉=富本伸一】長大がフィリピン・ミンダナオ島北東部のブトゥアン市で現地企業と共同実施している地域開発プロジェクトのうち、「アシガ川小水力発電所」とタギボ川中流部の「上水供給施設」が完成した。二つの施設は同社が中心となって開発を計画し、既に経済特区の登録を終えているタギボ工業団地への企業誘致で、事業活動に不可欠な電力や水を安定供給する役割を担う。今回の完成によって、同市を舞台に展開し雇用創出と経済発展を促す民間主導型の地域開発事業が、より加速することになる。=3面に関連記事
 アシガ川小水力発電の事業費は33・6億円。長大は2011年の事業参画から6年をかけて取水堰や導水管、発電所などをすべて完成させた。6月から長大らが出資する事業運営会社が発電所の試運転に入る。
 上水供給事業は15年に取水堰の工事に着手。浄化施設の建設を含め約3年で施設が竣工した。事業費は約16億円。今後は長大が参画する事業運営会社がブトゥアン市水道公社に代わり、施設を運営・維持管理。日常生活や経済活動に不可欠な上水を同市に供給する。

(日刊建設工業新聞様より引用)