長崎大学/高度安全実験施設基本構想検討業務/日建設計に

 長崎大学は、「長崎大学高度安全実験施設基本構想検討業務」を公募型プロポーザル(WTO対象)で最優秀提案者に選定した日建設計に随意契約で委託したと公表した。契約日は11月25日、契約額は4800万円。同業務では感染症に関する研究・教育を行う施設の構造や設備の仕様などを具体化する。履行期限は17年3月31日。
 業務内容は同大学が計画している高度安全実験施設の基本構想検討業務(建築・設備)。具体的には施設の使用想定に基づく免震構造など建物の構造、給排気設備や排水処理設備、中央監視設備などの安全性に関する主要設備の具体的な仕様、概略工事工程、概略工事費などを検討し、基本構想をまとめる。
 同施設はエボラ出血熱など有効な治療法がなく、感染すると致死率が高い危険な病原体についての研究や人材育成を行う「バイオセーフティーレベル4(BSL4)施設」。病原体の外界への漏出を防ぎ、実験者への感染リスクを排除するための封じ込め構造と管理・監視システムを備えた特別の研究施設で長崎市の坂本キャンパスに計画している。
 11月下旬には長崎県と市が施設の設置に協力することで同大学と合意していた。
 プロポーザルの最優秀提案者以外の技術提案書提出者は山下設計、梓設計。

(日刊建設工業新聞様より引用)