長崎県/労働環境改善業務を試行/月曜締め切り禁止や週1回定時退社

 長崎県は、17年度から労働環境改善のコンサルタント業務を試行する。1日以降に手続きを行う設計業務を対象に「月曜日は依頼の期限日としない」「週1回以上は定時に帰るよう心掛ける」などの取り組み内容を受発注者間で協議して設定し、実施する。長崎県地質調査業協会や建設コンサルタンツ協会九州支部などに通知し周知を要請した。
 試行は受発注者間で労働環境改善に向けたルールを定め、計画的に業務を履行することで労働環境を改善し、さらなる業務の円滑な実施や建設業界の魅力向上につなげるのが目的。天候などにより進ちょくが左右されず外業が少ない設計業務を対象とする。
 取り組み内容は「月曜日は依頼の期限日としない(マンデー・ノーピリオド)」「金曜日は依頼しない(フライデー・ノーリクエスト)」「週1回以上は定時に帰るよう心掛ける(ワンウイーク・ノーオーバータイム)」「午後5時以降の打ち合わせは行わない(オーバーファイブ・ノーミーティング)」など。
 特記仕様書に試行対象業務であることを記載し契約後、業務計画書を作成する前に受発注者間で取り組み内容を決定し、業務計画書などに記載する。
 17年度の試行件数は未定としているが試行を明確に位置付けることで長時間労働になりがちなコンサルタント業務の労働環境の改善につなげたい考えだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)