関東地質調査業協会/「調査の匠」制度で3人を初認定/ベテランの技能継承へ

 関東地質調査業協会(坂上敏彦会長)は、調査分野で特に優れた実績を備えた技術者を認定する「調査の匠(優秀調査技能者)」制度の第1回認定を行った。初の認定者は3人。特に優れたベテラン技術者を「匠」に認定し、その保有する技能やノウハウを若手技術者に継承するのが狙い。同協会が開催する「技術の伝承講習会」で認定者が講師を務める予定。将来的にはベテラン技術者の経験則といえるノウハウをデータ化する方法も検討する。
 初の認定者は▽中山栄樹(応用地質、66歳)=特殊な室内試験などで創意工夫や品質確保に優れた実績を有する▽菊永満(菊永ボーリング、71歳)=コア採取やサンプリング技術などで創意工夫や品質確保に優れた実績を有する▽青砥聡(千葉エンジニアリング、56歳)=同-の3氏。5月16日に東京都文京区の東京ガーデンパレスで開かれた定時総会で認定式が行われた。
 調査の匠制度は昨年に創設し、10月~今年3月中旬に候補者を募集した。認定の対象範囲は協会会員企業の社員と会員企業が推薦する関東、山梨、長野所在の協力会社の社員(一人親方を含む)のうち、地質調査業務に関わる実務経験が25年以上で「調査の匠」としてふさわしい経験を持った技能者(掘削技術、コアの品質、物理探査、原位置試験、室内試験、現地計測など)。今後、毎年1回のペースで募集し、認定者を増やす予定。

(日刊建設工業新聞様より引用)