首都高速会社/3カ年経営計画/橋梁2453径間・トンネル6カ所など修繕着手

 首都高速道路会社は18年度から3カ年の中期経営計画を策定した。道路構造物の安全・安心の追求では、計画最終年度までに48橋2453径間(17年度時点13橋499径間)、トンネル6カ所(同2カ所)、道路付属物17施設(同7施設)の修繕工事にそれぞれ着手する。既存施設の点検管理や補修といったメンテナンス活動を強化し、健全橋梁率91%、快適走行路面率97%の達成を目指す。
 大規模更新・修繕事業のうち、1号羽田線の東品川桟橋・鮫洲埋め立て部の更新工事では、2020年東京五輪までに更新上り線(暫定下り線)を供用開始する。高速大師橋の更新工事では新しい橋脚(陸上部、下線部)の構築を21年3月までに完了させる。
 都心環状線では日本橋区間の地下化に向け、国や東京都らと協力しながら具体化に向けた取り組みを推進。築地川区間も都市再生事業と連携した更新計画を検討する。
 20年東京五輪までの開通に向け、横浜環状北西線の建設工事を着実に進める。17年3月に開通した北線では、20年3月までに馬場出入り口を開通させ、大田神奈川線も暫定整備する。
 構造物をライフサイクル全体で効率的に管理するスマートインフラマネジメントシステム「i-DREAMs」では、IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)エンジンなどの新技術の開発や検証を進めながら、システムの高度化を図る。
 案内標識の高速道路ナンバリング対応と出入り口番号の見直しに当たり、19年3月までに本線上の主要箇所、20年3月までに街路上の主要箇所での作業完了を目指す。
 高速道路事業で培った技術力やノウハウを生かし、土木・建築や用地補償、メンテナンスなど各分野でコンサルティング事業の拡大に取り組む。20年度15億円の受注目標を掲げる。
 賃貸住宅の経営ノウハウの蓄積を図るため、研修所跡地の活用や新たな土地を取得した不動産事業を展開。新規4カ所で事業化を進める。

(日刊建設工業新聞様より引用)