鹿島/私募REITの運用開始/5年後に1000億円、建設会社単独で国内初

 鹿島は20日、機関投資家を対象とした非上場オープンエンド型の私募REIT(不動産投資信託)「鹿島プライベートリート投資法人」の運用を開始したと発表した。首都圏のオフィスを中心に、当初は約250億円規模で運用する。全国の政令指定都市の商業施設や住宅、ホテルなども対象に加え、5年後に資産規模を約1000億円に拡大することを目指す。建設会社が単独で運用する私募REITは国内初という。
 同社は2005年に不動産私募ファンドの運用を始め、資産を保有しないノンアセットビジネスを推進してきた。08年1月に鹿島不動産投資顧問(東京都千代田区、山本俊行社長)を設立。同社を通じ、このほど鹿島プライベートリート投資法人を立ち上げた。
 グループ全体の企画提案力や技術力、ネットワークを生かした特色ある運営により、機関投資家の長期安定運用に資する新たな投資機会の提供や投資主価値の最大化を図る。
 18~20年度の中期経営計画で「開発事業の収益力強化」を施策の一つに打ち出しており、私募REITの運営を通して、収益機会の拡大に取り組んでいく。

(日刊建設工業新聞様より引用)