16年の建設工事総受注高、5・7%増/過去4年で最高に/国交省

 国土交通省が10日発表した2016年(1~12月)の建設工事受注動態統計調査によると、総受注高は前年比5・7%増の86兆3986億円となった。現在の推計方法で統計が始まって以降、過去4年で最も高い数値となった。
 元請受注高は58兆2370億円で4・6%増、下請受注高は8・0%増で28兆1616億円。
 元請受注のうち、公共工事は3・4%増の16兆3743億円で、民間工事は5・0%増の41兆8627億円だった。
 1件500万円以上の公共工事の受注高は、国の機関、地方機関ともに増加。日本スポーツ振興センターが発注した新国立競技場の建設工事の受注などで独立行政法人が大幅に伸びたほか、政府関連企業等の道路工事も増加に大きく寄与した。
 民間工事のうち、1件5億円以上の建築工事・建築設備工事では、大規模なマンションやホテルの受注が大きく寄与。1件500万円以上の土木工事・機械装置等工事では、大規模な鉄道工事や、中小規模の電線路工事が積み上がった効果で伸ばした。
 昨年12月の単月分の受注高は、前年同月比2・9%増の7兆3825億円。元請工事のうち、国が発注する道路工事がプラスに寄与するなど経済対策を具体化する第2次補正予算を一部反映した。

(日刊建設工業新聞様より引用)