17年のセメント需給/生産量3・1%増、3年ぶり増/協会

 セメント協会(福田修二会長)は1月25日、17年(1~12月)のセメント需給統計を公表した。生産量は前年比3・1%増の6078・8万トンと3年ぶりに増加。国内販売も1・6%増の4198・5万トンと4年ぶりに前年実績を上回った。国内販売に輸入を含めた内需も1・4%増の4220万トンと4年ぶりの増加を見込む。同協会は、国の補正予算で事業量が確保されたことに加え、2020年東京五輪関連や首都圏の再開発向けの需要が増加したことなどが全体の生産・販売量を押し上げたと見ている。
 17年の国内販売量を地区別に見ると、全11地区のうち、復興事業の発注量が減少した東北(前年比6・7%減)、近畿(4・1%減)、東海(1・4%減)が減少したのを除き、八つの地区で増加した。
 最大需要地の東京を含む関東1区は4・5%増。このほか北海道は7・7%増、沖縄は12・3%増なども前年を上回った。
 12月単月の国内販売量は377・8万トン(0・7%減)と3カ月連続の減少。輸出も含めた総販売量も1・7%減の483・5万トンと3カ月連続で減少した。

(日刊建設工業新聞様より引用)