JAPIC/林業復活へ国民会議開く/大規模・中高層建築の木造化提言

 日本プロジェクト産業協議会(JAPIC、宗岡正二会長)は16日、東京都内で第4回「林業復活・地域創生を推進する国民会議」(会長・三村明夫日本商工会議所会頭)の会合を開いた=写真。コスト競争力がある輸入木材の流通で苦しむ国内林業の再生に不可欠な国産材の利用拡大策として、国民会議がまとめた大規模・中高層建築の木造化を柱とする提言を報告した。
 提言では、国土面積の約3分の2を森林が占める中、国産木材の需要と供給の拡大が林業の再生と地方創生につながると指摘している。その上で国産材の利用拡大策として▽大規模・中高層建築の木造化▽需要拡大(官民の建築物など)をより加速させる法制度整備▽商工会議所会館など地域活性化拠点施設での木造・木質化▽異業種連携・ベンチャー企業の取り組み拡大▽医療・福祉・教育分野への木材利用の推進-などを列挙した。
 会合であいさつした同国民会議の三村会長は「国産木材の利用を拡大するための構造的な課題解決に向け、林野庁や国土交通省に強力な政策をお願いしたい。産学官の連携をさらに強めることも大事だ」と述べた。

(日刊建設工業新聞様より引用)