JR東日本/品川駅北周辺地区開発(東京都港区)/環境アセス調査計画書作成

 JR東日本は、「品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業」の環境影響評価(アセスメント)調査計画書をまとめた。JR品川駅北側に位置する港区の品川車両基地跡地など約6・9ヘクタールを4街区に分け、総延べ床面積85万5000平方メートルの施設群を開発する計画案を明らかにした。19年度の着工、24年度の竣工・供用開始を目指す。
 計画地は、第一京浜(国道15号)とJR線の間に位置する港区芝浦4、港南2、高輪2(敷地面積約6・9ヘクタール)。現地では大規模建築物着工のための基盤整備が既に行われている。
 北側から1(同1万1900平方メートル)、2(同8100平方メートル)、3(同1万3300平方メートル)、4(同3万5600平方メートル)の計4街区に区分。4街区東側では、別事業でJR新駅(20年東京五輪前の暫定開業、24年ごろの本開業)の建設が進んでいる。
 この新駅や品川駅に近い立地を生かし、国際競争力の強化につながる複合市街地を形成するのが大規模開発の狙い。
 1街区には住宅約1000戸が入る地下4階地上44階建て延べ15万5000平方メートル(最高高さ175メートル)、2街区には文化施設などで構成する地下3階地上5階建て延べ3万1000平方メートル(同45メートル)をそれぞれ建設する。両街区の間には別事業で公園が設置される。
 3街区には商業・業務機能が中心の地下5階地上30階建て延べ20万9000平方メートル(同170メートル)、4街区には商業・業務、ホテル、コンベンションの各機能が複合する地下3階地上29階建て延べ46万平方メートル(同165メートル)を整備。4街区の施設と新駅は、2階部分で接続させる。
 1~4いずれの街区の施設も、2階にはオープンデッキ・広場を配置する方向だ。2~3街区間、3~4街区間には歩行者空間を設け、施設同士に接続性を持たせる。4街区の敷地南側と北側には、第一京浜に面する形で広場も確保。自然通風・採光、太陽エネルギー、地中熱などの利用も図り、環境への負荷を低減する。
 環境アセス調査計画書の作成に必要な調査(品川駅車両基地跡地開発に係る整備計画策定業務)は、ジェイアール東日本建築設計事務所・日本設計JVが受託している。都庁などでの縦覧は19日まで。

(日刊建設工業新聞様より引用)