JR東海/新幹線保線管理、18年4月から新システム導入/各種図面作成を自動化

 JR東海は、東海道新幹線の保線管理システムを改良する。線路設備を構成するレールや枕木などの材料関連の情報や検査結果などを管理する同システムの更新を機に、タブレット端末の導入やメンテナンスに必要な図面作成の自動化など、新機能を組み込む。システム改良により、線路設備管理の作業効率の向上を図る。改良関連に約16億円を投じ、18年4月から新システムを導入する予定だ。
 システムの改良では、定期検査や修繕工事用調査時に計測したデータを直接入力できるタブレット端末を導入。入力作業の簡素化とともに、データの共通項目を一括管理することで、帳票間のデータ転記・確認作業の削減を図る。
 過去の検査結果や新幹線電気軌道総合試験車測定結果もタブレットから確認可能。現場に持ち出し可能なデータ量の増加によってデータ検索性能が高まり、作業で必要なデータ活用が容易となる。夜間作業が中心の保線管理業務ではタブレットに搭載されたバックライトにより、従来の紙よりも視認性が向上する。
 これまでは線路設備の修繕工事に必要となる各種図面を手作業で作成していたが、改良後はタブレット端末に入力したデータから自動作成を実現。紙類の使用量も削減できる。

(日刊建設工業新聞様より引用)