MCデータプラス/建設作業員の育成支援/登録データから優秀ロールモデル抽出・提供

 建設業向けクラウドサービスを展開する三菱商事系のMCデータプラス(東京都港区、秋山光輝社長)は、建設作業員の育成を支援するサービスを開発する。クラウド型労務安全書類サービス「グリーンサイト」に登録されている約100万人の作業員データから優秀なロールモデル(手本)を抽出。職歴や保有資格などの共通点・傾向を若手作業員に提供し、キャリアパスに役立ててもらう。
 同社が提供するグリーンサイトは、建設業法や労働安全衛生法の規定に基づき、元請や下請による台帳や名簿の作成・提出・管理を電子的に行う業界共通システム。この1年で約1万1400現場で利用され、登録作業員の約93万人が作業員名簿に掲載された。
 同社はグリーンサイトに登録されている作業員データを活用し、建設人材の採用・育成に関するサービスを開発・提供する。人材育成については、優秀な技能者のキャリアパスをロールモデルとし、適切なタイミングで若手作業員に伝える仕組みを構築する。
 具体的には、登録データの中からロールモデルとなる優秀な作業員を探し出し、キャリアに関するヒアリングとともに過去の職歴や保有資格などを分析。現場で経験した役割や保有資格の組み合わせ、資格取得の時期・年齢、経験社数などキャリア形成に関する共通点や傾向を見つけ出す。
 職種ごとに分析した優秀なキャリアパスについて、同社のビジネスSNSサービスを通じて若手作業員に提供。資格の種類や取得の適切な時期をタイミングよく伝えるなど、進むべき道筋や次へのステップをイメージしてもらう。
 人材採用については、リクルートジョブズ(東京都中央区、柳川昌紀社長)とサービス間で連携する。グリーンサイトのユーザー企業に対し、リクルートジョブズが企画・運営する求人メデイア「タウンワーク」「はたらいく」を紹介するウェブページと連携する仕組みを17年1月から提供。これによりユーザー企業はメディアを通じた求人活動が展開できるようになり、新規入職者の確保につなげてもらう。

(日刊建設工業新聞様より引用)